🪞 はじめに：どんな感情も、感じていい
つらいことがあったとき、悲しい気持ちになったときに
「悲しんじゃいけない」「切り替えなきゃ」と自分を急かしながら生きていませんか？
でも、感情は“感じるために生まれてくるもの”。
悲しみも、つらさも、怒りも、喜びも。
どの感情も、人間として自然な“サイン”です。
どんな感情が生まれても感じていいし、感じきっていい。
この記事ではその理由と、感情を丁寧に扱うご自愛の方法を紹介します。
🌧️ 無理に気持ちを切り替えようとすると、もっとしんどくなる理由
「元気出さなきゃ」
「切り替えなきゃ」
「落ち込んでる自分はダメだ」
こう思えば思うほど、つらさは増していきます。
✔ 感情は押し込めるほど強くなる
心理学では、ネガティブな感情を押し込むほど脳のストレス反応が高まると言われています。
✔ 押し込んだ感情は後で大きく出る
怒り・悲しみ・寂しさは、ふっと湧き出る蒸気のようなもの。
フタをして見ないふりをすると、中で圧力が高まって苦しくなる。
だから、無理にポジティブに切り替えようとする必要はありません。
むしろ、感じることでしか通り抜けられない感情がある。
押し込んだり、我慢した感情が後々に爆発してしまった…という経験がある方も
多いのではないでしょうか。
🍽️ 感情は“軽やかに味わう”だけで十分
「感情を感じきらなきゃ！」と気合いを入れる必要は、まったくありません。
感情は、努力して引き出すものではなく、
ただ “今こう感じているんだな” と軽く気づいてあげるだけで十分。
「わたし今、ちょっと悲しいんだな」
「あ、こういうことが嬉しかったんだ」
そんなふうに、発見を楽しむように、
かる〜く味わうスタンスがいちばん心にやさしいんです。
無理に深掘りしたり、感情に飛び込む必要はありません。
軽く名前をつけてあげるだけで、感情は自然に流れていきます。
🌿 感情は「感じると消えていく」仕組みになっている
感情は波のようなもの。
感じる → ピークを迎える → 自然におさまる
この生理的プロセスを通ることで、はじめて手放せます。
ポイントは、
つらい感情も“悪者”ではなく、心からのメッセージ。
たとえば悲しさが来たのなら、「あ、わたし今悲しいんだな」
と、俯瞰して声をかけるだけで波が落ち着いていくから、不思議です。
✏️ ジャーナリングで「その感情が教えてくれていること」が見えてくる
感情はたいてい、“何か”から始まっています。
その【トリガー】がわかるだけで、つらさがほどけていく。
✔ 書くと見えてくること
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何に悲しさを感じたのか
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本当はどうしてほしかったのか
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どんな価値観が傷ついたのか
-
その裏にどんな願いがあるのか
✔ ジャーナリングのやり方
ただ、頭の中をそのまま書くだけ。
箇条書きでも、乱文でも、なんでもOK。
感情の波が紙の上でほどけていく感覚があります。
できれば、感情がふと湧き出た時に、ぱっと書けるとよいのですが
仕事中など、できない時は後になっても大丈夫。
とりあえず、少しでも書いてみることをおすすめします。
🌈 喜びも無邪気に表現していい
悲しみ・つらさだけでなく、喜びも同じです。
嬉しいことがあったら、子どものように無邪気に表現していい。
「嬉しい！」と声に出してもいいし、ひとりで飛び跳ねてもいい。
感情は“感じていいよ”と許可した瞬間、心がふわっと開いて、軽やかになります。
こうして、嬉しいことを存分に表現していると、更なる大きなハッピーがやってきます。
（※実証済みです！）
🌸 せっかく生まれてきたのだから、感情を感じる人生を
人はロボットではなく、感情を持つ生き物。
悲しむことも、怒ることも、喜ぶことも、全部人間らしさ。
どんな感情も感じていい。
感じきって、そして自然に手放す。
そうやって心を閉じずに生きると、
世界の見え方が静かに優しく変わっていきます。
こんなふうに思うのも人間らしくていいじゃない！と笑って
「どんな感情も感じていいんだ」と自分に許可を出してみることを意識することが、
あなたの日々の支えになることを祈って。
