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嫌な言葉を言われたとき、心を軽くする2つの考え方

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誰かから言われたひと言が、ずっと心に引っかかってしまうことってありませんか?

寝る前や仕事の合間、ふっとした瞬間に思い出しては落ち込む。

私もつい最近まで、言われた嫌な言葉を反芻して、
“何度も自分で自分を傷つけてしまう” ことが多かったんです。

でも、2つの考え方をマインドに置いてから、心がふっと軽くなる瞬間が増えました。
今日はその2つを、やさしく紹介します。

目次

① ブッダの言葉:受け取らなければ、その言葉は相手のものに戻る

あるとき、ブッダの前にひどい言葉を浴びせる男が現れたという話があります。
ブッダは静かに聞いて、こう尋ねました。

「贈り物を渡そうとして、相手が受け取らなかったら、その贈り物は誰のものだろう?」

男は怒りながら答えます。

「受け取らなかったなら、贈った人のものだ!」

するとブッダはこう言いました。

「今のあなたの罵りの言葉も同じです。
私はそれを受け取っていないので、それはあなたのところへ戻るのです。」

この話を知ったとき、私の中で“ぱあっ”と視界がひらけた気がしました。
今まで「言われて傷ついた」と思っていたけれど、

“受け取らなければ、その言葉は私のものじゃない。”

そう気づいた瞬間、すごく楽になったんです。

いらない言葉は、静かに相手へ還していい。それだけで自分の心を守れるんだと気づきました。

② 受け取るかどうかは、自分が決めていい

これもブッダの言葉に通じるのですが、
私が最近ストンと腑に落ちた例えがあります。

もし誰かが突然、「地球は平面だよ!」と言ってきたとして。

「いやいや、地球って丸いよね?」と言っても「いや平面に決まってる!」と返されたら、

たぶん私たちはこう返します。

「ああ、そういう考えなんだね〜。」

だって、その“平面説”を自分の現実に取り入れる必要がないから。
嫌な言葉を気にし続けるって、心の中でこうつぶやいてるのと似てるんです。

「もしかして地球って平面なの…?(ガーン)」

そんなことをずっと考えたりしないですよね。
本来なら気にしなくていい言葉を、自分の世界に持ち込んでしまう状態。

本当は、にこっとして、「そう思うんだね。私は違うけれど。」で流してよかったんです。

自分の価値観や世界まで、他人の言葉で揺らす必要はない。

あなたの心に入れる言葉を決めるのは、あなたです。

🌼 おわりに:あなたは、自分の心を守ってあげていい

もし今、忘れられない言葉に苦しんでいるなら、

  • それを受け取らないこと

  • いらないならそっと返すこと

  • 自分の価値観を守ること

を思い出してほしい。

人の言葉は、受け取らなければ、自分の心に残りません。
あなたの心は、あなたが守ってあげていい。

今日のこの2つの考えが、あなたの気持ちをほんの少しでも軽くしますように。

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この記事を書いた人

四国の田舎から上京した30代半ば。
IT系会社員。遠距離恋愛中。
たくさんの人の毎日を豊かにするために、"ご自愛マインド"をお伝えしたいと思っています。

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