わたしたちはよく、
“今日は仕事がうまくいったから良い日”
“何もできなかったからダメな日”
そんなふうに、行動の結果＝自分の価値 だと思い込んでしまいます。
でも本当は、できてもできなくても、あなたの価値は変わりません。
それは精神論ではなく、心の仕組みとしてちゃんと理由があります。
行動は「変わるもの」。価値は「変わらないもの」。
行動ができる日は、
たまたまエネルギーがあった日。
環境が整っていた日。
心が軽かった日。
行動できなかった日は、
疲れていた日。
心が重かった日。
ちょっとだけ守りに入りたかった日。
どちらも“今日の状態”を表しているだけで、あなたの価値の評価表ではありません。
「でもそんなの信じられないよ」
そう感じるあなたへ。
価値が変わらないと言われても、「いや、無理だよ」と思うのは自然なことです。
長い間、
“できた・できなかった”で自分を測ってきた人ほど、すぐには受け取れなくて当然。
だから、今は信じられない自分を、否定しなくていい。
その反応は、あなたが弱いからじゃなくて、心がずっと生き延びるために頑張ってきた証拠だから。
信じようとしなくてもいい。それでも価値は揺れない。
自分の価値は、
“信じられているかどうか” に左右されるものではない のです。
信じられなくても存在しているし、
疑っても消えないし、
揺らいでも壊れない。
だから今は、
「信じられない。でもそういう考えもあるんだな」くらいの距離感でいい。
それだけで、心に小さな余白が生まれるから。
信じられない時は、“証拠”を小さく集めてみる
大きな成功じゃなくていい。
-
疲れて何もできなかった日でも、生きていた
-
朝起きられた
-
ご飯を食べようと思えた
-
誰かに優しくしたいと思えた
-
ふと笑える瞬間があった
これら全部、
価値が“すでにある”証拠。
行動できることや成果＝価値じゃなくて、
生きているだけで、もう価値は発揮されているのです。
問いを変えると、価値が見えやすくなる
“わたしに価値なんて、あるの？”
と問うと、心が曇っている日は答えが揺れる。
だからこう聞いてみたり、唱えてみてください。
-
「今日は何もしていなくても、生きていてくれてありがとう」
-
「今日の自分に、少しだけ優しくできるところはある？」
-
「今日はもう休んでしまおう？」
これらには “はい” と思える瞬間が出てくる。
その瞬間こそ、価値が揺れていないという確かなデータ。
🌷 ご自愛ラボからあなたへ
できた日も、できなかった日も。
あなたの価値は、どちらの日にも変わらずそこにあります。
信じられない日があっても大丈夫。
今日のあなたを、少しだけゆるめてあげてください。
今日もいちにち生き抜いただけで、はなまるです。
